(書き起こし)


飯田圭織 しっとり

2nd ソロアルバム「パラディノメ


デビューからの5年8ヶ月を「無駄な時間が1分もなかったほど内容が濃かった」と振り返る飯田圭織(
←写真についているコメント。当然、上記の写真ではありません!)


 人気アイドル「モーニング娘。」のリーダー飯田圭織(22)が、イタリア、フランス、ギリシャのポップスをカバーした2枚目のソロアルバム「パラディノメ〜恋に身をゆだねて」(ゼティマ)を22日にリリースする。「モー娘」では、元気に歌って踊っているが、今回はしっとりとした曲も多く、違った一面を見せている。


 アルバムは「リラの季節」「オー・シャンゼリゼ」「夢見る想い」など、1960−70年代の名曲など10曲を言語で丁寧に歌い上げている。タイトルになっている「パラディノメ」はギリシャの熱烈なラブソングで「気持ちよく歌いこなせた」と話す。


 ソロアルバムに初挑戦した時は「怖いもの知らずの性格なので、やっちゃえという感じでしたが、言葉を覚えるのが精いっぱいでした」と振り返る。2枚目の今回は「言葉や発音にこだわり、どう自分の歌にしようかと考えて気持ちを込めたので達成感はあります」と満足そう。


 98年1月に5人でデビューした「モー娘」。その後、めまぐるしくメンバー交代を繰り返し、現在は15人の一大ユニットに。コンサートをすればいつも満員御礼、テレビに出れば高視聴率を稼ぐ孝行娘たちだが、「デビュー当時はこんなふうになるなんて全然思いもしませんでした」。人気の秘密?「メンバー同士、仲が良く、仕事を100%楽しんでいるからでしょうか」と話すが、「モー娘」の明るさと元気をファンに与えていることが一番の理由かもしれない。


 最年少は13歳と、若い15人をまとめるのもリーダーの役割。「みんな小さくて、辛いだろうなと思うこともありますが、仲良く頑張っていきたい。リーダーというより、お姉さんでいたい」


 今後もさまざまに形を変えていきそうな「モー娘」だが、「これからも歌を中心にやっていき、ファンの皆さんが喜んでくれる顔を見たい」と、大きな目を輝かせた。