松浦亜弥@松◇クリスタル代々木スペシャル

土曜日の公演に行ってきました。
ほんとに良かったです。
僕が現場で見たハロー関係のアリーナクラスでの演出という点では今までで一番良かったと思います。


初めて娘。の現場に行ったのが2002年春のSSAなんですが、その時に感じたワクワク感みたいなものを久しぶりに感じることが出来ました。
(「楽しい」とか「面白れぇ」とかじゃなくて、「ワクワク感」。これがポイント)



んで、各所でも概ね好評のようなので、僕は敢えて気になった点を。
まぁ、ひねくれ者なので。



・代々木スペシャルの位置付け。ツアーとの関係性。


通常のツアーに対して、松浦さんのキャリアで重要な物になるであろう代々木スペシャルってなんなの?
まず代々木スペシャルが発表されて、その後に夏〜秋のツアーが発表されました。
これを知ったときは、「本当に目先の金儲けに走る事務所だなぁ」とガックリ来たのを覚えています。
ツアー初日が代々木スペシャルの前な上に、神奈川だなんて。
本当に何考えてるんだろう。


んで、「どの辺がスペシャルなんだ!?」と言われれば、そりゃもう花道だとかクレーンだとかっていう演出面なんですが、セットリストに関しては9分9厘、現行のツアーと一緒のようです。
これが(僕の中で)大きな問題で。
ツアー初日の座間に行った方も書かれていますが、

その疑問とはコンサート中盤での選曲(フル&ショートの選び方含む)と繋ぎの意図するところが「?」だったのです。

でも今日の代々木SPを見て納得しました。
代々木での舞台装置を最大限に活かす為に考えられたセットリストである事を。


これって問題じゃないのか?
みんながみんが、こういう感想を抱くとは思っていないですけど、ツアーのセットリストがなんで代々木行かないと納得出来ないセットリストなんだ?
(本当に主催者側が代々木ありきで、代々木の演出を生かすためのセットリストを組んだのなら)ツアーしか行かない(地方の)客をないがしろにしてないかい?
地方のホールクラスでクレーンやら花道やら組むわけないんだから、ツアー自体を軽んじてるとしか思えない。


それにスペシャルと銘打って、気合い入れてやってるんだから、通常のツアーと、もっと差別化しても良かったんじゃないか?と思う。
だいたい、その考えで組まれたセットリストが、今後のツアーで代々木を越える事なんてありえないから。
そう考えると、けっこう腹が立つ。
ホントに目先の金を拾いに行ってるだけじゃないか、って。



・代々木スペシャル演目

アンコールで最後に「可能性の道」を唄うんですよ。
アコースティックVer.で。
少なくとも初日の座間では唄われなかったようなので、今回限りの演出でしょう。



わざわざ代々木スペシャルのためにアレンジ変えたもの作るなら、ギター1本出してくれませんかね?
たかだか3〜400人のイベントにダンサー8人連れてくる玉置を見習って欲しいもんだ。
(ちなみにこの案は「不自然すぎ」って不評でした。飲み会で。)



何気にハローの中で一番リスペクトしてるのは松浦さんかもしれない。
そりゃ、安倍さんや中澤さんもリスペクトしてますよ。
でもアイドルとして、アーティストとして一番リスペクトしてるのは松浦さんなのです。
彼女らがいなければ娘もハローも無かったわけだから、そりゃリスペクトしてますけども、それは歴史的背景の話であってね。
初期の松浦さんのインタビューとか見て、この子はスゲーなって思いましたもん。



つらつらと書いてきましたが、敢えて不満点を書いただけで、公演自体はスッゴク良かったってのは覚えておいて下さいな。
僕はクレーンとかコンボイ司令官とかトランスフォームするものが好きなんで。
お陰で、ご本尊も拝めたし。