ラッキー7

7期オーデは、恐ろしく冷めた視点で見てました。
むしろ、楽しくて仕方ないハロモニの中にいきなり挿入されてくるオーディション部分には異物としての嫌悪感すら感じてたし。

実際、特番見て結果発表の瞬間には「あららら」とは思ったけど、それ以上の感情は、ね。

それって何でかな?と思ったのは、やっぱり応援対象がいなかったからかなあと思う。
3期以外のオーディション風景はリアルタイムで見てたけど、その時その時で応援対象はいました。
1期なら安倍・飯田、4期は石川・辻ってな感じで。
1期と4期を挙げたのは、面白さという点でこの2つのオーディション風景が出色の出来だと思うんですよ。
(当然、3期は除く)

それっていうのは「ASAYAN」であり、合宿をある程度のスパンで放送していたのが大きいのだと思います。
6期、7期は「大阪でオーディションやりました」「東京で行いました」「特番で合宿と合格者発表します」ですから。
これじゃ視聴者の「応援欲」というか、感情移入の部分って、あんまり育たないと思うのですよ。
なんだかんだ言って、そういう部分での役割じゃないですか。
視聴者にとっての合宿って。

ASAYAN」では2〜3週に渡って感情移入の部分を育んでいきましたが、「ASAYAN」以降では、その部分を2時間で作り出そうとしたのが、どんどんどんどん盛り上がらなくなっていった原因じゃないかな、と。
確かに5期の時は「特番で発表!?ほぇー」とは思いましたけどね。
今、考えると、muSixで細々と3〜4週に渡って放送したほうが面白かったかもしれない。
ファンにとっては。

2期の時はいつの間にか決まってた印象が強くて、オーディション風景はあんまり思い出せませんが、「第1回目の追加」ってことで、風景をどう見せるとかというよりも「とりあえず発表しちゃったし、さっさと決めるか」って感じで見世物として確立してなかったような気もしますしね。
今にして思うと。
卒業ビジネスすらこれっぽちも頭に無い(と思われる)時期ですから。
(それでいて、2期のメンバーって異様に濃いのが凄い)

そういう訳で最近の「合宿部分を凝縮して発表」というのは、面白味にかけるなぁと3回目にしてやっと気付きました。
(それでも6期に関しては見世物としての作りこみを図っていたので、面白かったんですけどね。今回で5期の時に戻っちゃった感じ)



今回の結果は、大掛かりな手間と暇を掛けた高橋と矢口への発奮材料というポジティブ?な解釈をしました。
なんやかやと言っても、これからのエースは高橋だと思ってますよ。
心情的にも生え抜きにエースになってもらいたいし。
(心情的な部分で言えば、藤本はやっぱり"外様"なんで)

矢口に関しては、つんく先生の「エース」発言で一番カチンと来ていたと見受けられらたから。
オーディションの話になると「つんくさんはエースを入れるらしいです」って、なんか投げやりに言ってるように聞こえたもので。
(単純に「エース不在」を告げられたからなのか、高橋辺りの「エース級」が割とあっけらかんとしてたのに腹立てたのか、どういう理由かは知る由もありませんが。)

極論かもしれないけど、この結果って「お前ら、現状維持にしてやったんだから(お前らで)なんとかしろよ」って通告だと思うんですよね。
だから開き直ってやって欲しいですね。
その辺の問題点は矢口新リーダーが十分すぎるほど理解してるみたいなんで、楽観的に見てますけどね。



ここまでまわりくどく書いてきましたが「7期オーデは面白くなかった」って言いたかっただけだと思います。
こんな遠回りして。
入ったら入ったで好きになったとは思うんですけどね。>7期



酷すぎる文章。