Carezza戦
よっちゃんさんの１点目、是ちゃんからのスルーパスに併せてよくぞ脚を出した。
個人的には今大会のベストゴールに挙げたいです。
カレッツァ２点目。
小島へのロングパスを是ちゃんがヘディングでカット！
…出来ない！
是ちゃんの頭の上を通り抜けたボールは小島へ渡り、得意のパターンで２点目。
これは完全に判断ミス。
ボールの軌道を見極められなかったという点で。
あれはちょっと、ヘディングに行くには無茶な高さでしたよ。
ディレイよりもカットを優先したんだろうけど、あそこは小島の方に行っても十分カット出来たと思う。
試合終了後（PK前）に是ちゃんが泣いてたのはこれが原因でしょう。
たしか１点目も是ちゃんの裏を取られて小島にやられたはずですから。
やっぱり前大会のような展開もあって、自分にかかる期待ってのも分かってるし、傭兵としての自分の役割や責任も十分に理解しているんでしょう。
自分に与えられた任務を遂行出来なかったわけですから。
今大会で、はっきり言って是ちゃんも頂点じゃ無くなったと言える訳なので、これをバネに次大会の爆発に期待したいです。
キックインのボールをあさみが蹴りこんで最同点！
２点目取られた時間帯が悪かったんで、かなり苦しい状況だったところを、前回散々チャンスを潰していたあさみが得点…
正直言って、この時点で半ベソかいてました。
同点のまま、PK戦突入。
正直言うと、この時点でほぼ勝利を確信してました。
キチンとボールを蹴れる選手がガッタスの方が多いと思ってましたし、カレッツァの場合は実力未知数の選手が多すぎるので。（事実、カレッツァの選手は小島以外トゥキック。紺野に当たって入ってるシュートが２本とコースが甘い。コントロール付けられないから）
人数はあんだけいますけど、こういう展開になると新参は足引っ張るだけなので。
ルール的にもたぶん全員に蹴らせるてから二巡目というルールでしょうから。（人数あわせしないで）
それと「大人数の前で何かやる」という事に対してもガッタスの方に分があると思ってました。
ほとんどがオーディション戦ってきたわけだし、経験値でも里田や吉澤なんかは学生時にスポーツでかなり優秀な選手だったらしいから、そういう経験値も高いでしょ、ということで。
カレッツァの方はわからないんですけどね。その点は。
なので、カレッツァの方は蹴り損ないとか、ボールスピードが無くて２〜３人失敗。
ガッタスはもっさんぐらいでしょってことで、ガッタス勝ちってのがパッとイメージ出来ちゃたんですよ。
んが、３人目の石川さん×で少々、雲行きが怪しくなってきました。
石川さんは技術じゃなくて運とか勢いで入れる人（と決め込んでいる）なので、この石川さんが外しちゃうとなると…
その後、同点のまま、ずっと続いて５人終わり。（４人目で是ちゃん出てくるとは思わなかった。）
次は順当にあさみ。
…だけど、次は誰が蹴るの？って話しになり、メンバーはコーチ陣に確認するわけだけど。コーチ陣は自分らで決めなさいよ、と。
そこで立候補したのがみうなで。
何が奇跡的かって、真ん中からニュって手が出てくるところがミラクルなんですよ。
まず、普通に考えてもみうなだと思うんですよ。
あれだけ練習出てるし、今日の試合だって良いプレー連発してるんですから。
100歩譲って柴田さんでも、普通に考えたら指名制だってみうなですよ。
それなのに、手がニュッと出て来た。
話し合いなんだから、口頭だけでも大丈夫じゃないですか。
手を挙げることで観客に一発でシチュエーションが伝わるし、その初動で気を引くし。（僕も実際にコーチ陣とのやりとり場面ってのは、試合後に聞きましたし。）
「誰だ、誰だ？」→「みうなだー！」で、大盛り上がり。
エンターテイメントとしてはサイコーに分かりやすく且つ効果的。
それと石川を消化してた所。
あのシチュエーションで手をあげれるのは、あのメンバーの中では石川とみうなだけ。
「とりあえずやっとけ」って娘ですから、みうなは。
被ったりしなかったのが大きな見せ場になった一因でもある。
んで、相手が外して勝負決まって伝説になりました、と。
って、冷静に解釈してますけど、号泣してましたよ、流石に。
カレッツァの敗因は７人目で河辺が出なきゃならなかった点。
あれは「河辺が外したらしゃーない」って人選ですから。
ので、河辺が出て来た瞬間に勝利は確信しちゃいました。
次に回ってもまともなのはいないぞってことですしね。
あの流れだったら８番目が柴田さん、９番目が斎藤さんっていう展開で、個人的に斎藤さんには大きな不安があった（柴田さんはインステップで蹴れるからPKは上手いはず）ので、返す返すも直前で鷹、まことが抜けたのが結果的にはデカかった。
この二人がいればガッタスは斎藤さんまで回りますから。
八千代の大会で河辺のFPを試してましたけど、戦力として数えられるかどうかは微妙、という感じでしたので。
PKに関しては吉澤さんも褒めたいんですよ。
一番最初っていう、プレッシャーもあるし、ある意味、空気も作る立場でありながら、一列に並んで葬式みたいになってたメンバーとハイタッチして、無理矢理にでも鼓舞して、空気作って出て来たキャプテン。
それでいて、キチっと決めた吉澤さんには脱帽です。
