闘拳

で、入れるかなあ。土日のコマ劇場。


ではなくて。
ボクシングはロクに見ないんですが、亀さんの話題に乗っかってみようと思います。
ミーハー精神丸出しで。
わぁ、blogらしい。


結論から言ってしまうと、僕は試合(映像)一切見てないんですよ。
仕事してたんで。
Yahoo!だかSports Naviだかのテキスト速報を見まして、1ラウンドにダウン取られて、11ラウンド「フラフラでクリンチに逃げる場面も」みたいなこと書いてあったので、「あ、こりゃ負けたわ」と思ったのですが、結果は勝ちと聞いてビックリ。
てっきり、「KOまで行かなくともダウンは奪い返したのかな?」と思ってたら、そんなこともなく判定勝ち、と。


いろいろ言われてますよね。
「試合は勝っても内容は惨敗」とか「ランダエタは勝ちを確信してたから、終盤無理しなかった」とか。
ガッツさんなんかは「自分の判定はランダエタの7ポイントリード」と言ってますが、「亀田は1ラウンドにダウン取られて、終盤フラフラだったから印象悪いけど、その他のラウンドでポイント取ってたから、あの判定は妥当」という意見もある。
(加えて、世界戦前の具志堅さんとのゴタゴタも印象は良くなかったよね。)

僕はド素人なんで、試合見てもポイント付けられないだろうし、見たら、たぶんランダエタを支持すると思う。
(少なくとも、テキスト速報を見た感覚では亀田は負けたと思ったんだから。)



これって、素人目に見て、今の「減点法」っていう採点の仕方が悪いんじゃないかなあと思います。
今でこそ、亀田人気で盛り上がってきてるけれども、それ以外ではチャンピオンが誕生しても、ボクシングはあんまり盛り上がっていなかった。
亀田はキャラクターもあるけど、やっぱり支持されているのはKO重ねてきた戦績だと思うんですよ。
今の判定方法なら、ポイント重ねれば無理に行かなくても勝負には勝てる。
そんな中でKO重ねてきた亀田にみんな惹かれてるんだと思う。


K−1が一気に盛り上がったのも、(演出面も大きな要素ではあると思いますが)やっぱりKOを前面に押し出したからだと思うんですよね。
だからグランプリが始まった当初は、僕も好きで良く見てましたが、ここ最近は判定採決の多さに興味を無くしていってしまいました。


武蔵がインタビューで「(日本人が相手を倒すのは相当難しいから)判定で勝ちあがっていく」みたいなことを言ってたんですよ、確か。
2年前くらいのグランプリ前に。
判定だろうが勝ち進んでいくのは凄いことだし、言い分も十分に理解できるんだけど、この発言聞いてちょっとガッカリしたのも事実です。



判定で勝つのも技術なんですけど、見てるほうとしては、それじゃツマラナイんですよね。
スポーツである前に見世物として。


判定方法って、もう少しどうにかならないものなのかなあ。
ダウン奪っても12ラウンド中の1ラウンド分2点しか差がつかないんだもの。
先に取られれば逆転するのは辛いけど、2点ならどうにでもなりそうな気がしますもんね。
長い歴史もあるし、日本だけの問題じゃないので難しいは難しいんですけどね。



なんか、こんな話が出てきてますけど、防衛戦をランダエタとやれば、亀田の株はもう一度上がると思うんですけどね。