松浦亜弥コンサートツアー2008春『AYA The Witch』@中野サンプラザ

ネタバレはバンバンします。


土曜日の夜公演行って来ました。
いや、凄かった。
コーラス2人にギター、ベース、ドラム、パーカッション、キーボード、あとなんかよく分からない人(シンセサイザー?)の8人体制というこの本気度。
ぶっちゃけ、ギター、ベース、パーカッションばっか見てた。あややそっちのけで。


かといって、松浦さんがダメだったとかそんな訳があるはずも無く、内容的にも『女 day by day』『ダブルレインボウ』等の最近の代表作から『めちゃホリ』(はるな愛効果)みたいな超代表曲、そして『はじめて唇を重ねた夜』なんつうコンサートでは馴染みの深い曲と、古今の松浦亜弥コンサートにおける定番曲をずらっと並べたような構成で、現段階における松浦亜弥の集大成と云えるものに仕上がってるんじゃないでしょうか。
歌唱については『砂を噛むように・・・NAMIDA』辺りから、とんでもない事になってますから。
以前、こんなこと書いたりした『オシャレ』なんかは、完全に別楽曲に生まれ変わっていたし、やっぱり最後『笑顔に涙』でお別れするのは無条件で良いんだよね。
惜しむらくは、僕の見た公演の公演替り曲が『可能性の道』じゃなかったこと。
今の松浦さんが歌う『青春宣誓』は無駄にw説得力があるんだけど、『可能性〜』は松浦楽曲の中でもかなり好きな曲なので。


加えて、舞台効果というか演出が地味に凝ってる。
『絶対解ける問題』の落ちてくるスピーカーとか、(なんだったか忘れちゃったけど)中盤で上から並んで降りてくる大きなリボンとかね。
画面的には上の方の演出なんで、ぶっちゃけ無くたって良いんですよ。
みんな下に居るあやや見てるんだから。見てないって。
けれども、そういう部分含めて空間を作ってるんだよね。


松浦さんのコンサートって、2006年の『OTONA no NAMIDA』から素直に楽しめないんですよ。
「楽しくなかった」という訳では勿論無い。とても楽しかった。
とても「楽しい」んだけども、いざ感想を書こう(話そう)と思っても「楽しい」よりも「感心」の方が先に出てきてしまう。
両方とも評価としては凄く良いつもりなんだけど、振り返ると純粋に楽しむことが出来てなかったのかなあ、なんて思ってしまって、結構厄介だ。
この「感心」て感想は。