リボルバーキャノンの騎士

本日は僕の大好きな松浦さん(通称あやや)が客演で出演すると聞きつけて、新宿コマ劇場で行われているミュージカル「リボンの騎士」をコクネくんと一緒に観劇してきました。

コクネくんはソープランドにばかり行っているように思われがちですが(実際そうですが)、実は小劇団とか芝居のようなものもたくさん見ている子なので、どういう感想を言ってくれるのか非常に楽しみにして見ていました。
ただ、座席が端っこだったので、そこは申し訳ないなあと思いました。

そういう訳で、僕は舞台のくっすんも気になるのですが、隣にいるコクネックスも気になるという複雑な状況でした。
コクネくんは剣の試合場面での、まさかの浣腸に爆笑したり、終盤のまさかの手塚先生登場に絶句したりしていたので、楽しんでもらえたのかなあと思います。

コクネくんに「このミュージカルのサブタイトルは"サファイア王子はAカップだった"なんだよ」と幕末純情伝リスペクトな情報を教えてあげたら、「そうですよねえ、Gカップだったらバレますもんねえ」と云いました。
僕は目からウロコでなるほどなあと思いました。
伊達に何人もの女性の赤裸々なインタビューをしていないなあと思いました。

終了後、ご飯を食べに行った時に、ミュージカルも楽しんでくれた様子だったので意を決して「誰が一番良かった?」と聞いてみました。
コクネくんは「マルシアですねえ。断トツでマルシアですねえ。あんな狂女は見たことが無い!」と絶賛していました。
「…じゃあ、次は?」と聞いてみたら、「エビラですねえ。低音の響きが良かったですねえ。フランク永井のような低音の魅力」と褒めていました。
「…じゃあ、次は?」と聞いたら、「あややですねえ。」と特に感想も無く答えてくれました。
「……じゃあ、次は?」と尋ねたら、「……新垣ですね。同率で新垣」とよく分からないこと言ったので、「同率って、誰と同率なんだ!」と問いただしたところ、答えに困ったコクネくんは「…正直言いますと、ドレスを着てたじゃないですか。あの恰好をされると誰が誰だか分からなくなっちゃうんですよ」と言いました。
コクネくんは軽度の色盲なので致し方ないなあと思いましたが「あ、亀井です。亀井。亀井って何やってましたっけ?」とトンチンカンなことを云って来たので「亀井は新垣と一緒に騎士をやっていたよ」と教えてあげたら、「そうですよね。そうですよね。亀井です。」と安心したように言っていました。
僕は、ただカメイという言葉の響きが好きなだけだろうと思ったのですが、コクネくんの顔は加護ちゃんの面影があるので、ここで怒ると涙が出そうになるなと思い、言うのをやめました。
よくよく聞いたら、コクネくんは新垣・亀井・田中がお気に入りのようで、単にその順番だっただけのようです。

念のために、くっすんのことを聞いてみたら、くっすんが誰なのかが良くわかっていなかったよう(軽度の色盲のため)なので、「休憩時間に僕が写真を引き換えに行った娘だよ」と言ったら「ああ、あの韓国の修正写真みたいな娘ですか!」と加護ちゃんの面影を残した笑顔で言い放ったのでぶっ飛ばしてやろうかと思ったのですが、僕も社会的に責任のある立場なので、それはやめておきました。

ともあれ、楽しんでいただけたみたいで、誘った方としては一安心しました。
次回の「スケバン刑事オフ」で会いましょう。




というわけで、オリジナル・辻ピエール・安倍松浦フランツと一通り見たので、これからの更新はネタバレしていきま〜す。
もう重ちゃんの更新じゃなくなってしまいますが、思うところをつらつら書いていけたらいいなあと思ってます。