490円

目黒の有隣堂で「GETON!」という雑誌を買った。
それを丸ビル内のEXCELSIOR CAFFEで読んだ。

恐ろしい。
これ間違いなくオシャレの先端行ってる。

目黒でGETON!をGETして丸ビルのカフェで読む。
これ以上にオシャレな行動ってあるのかい?

その上、驚いたことにこの雑誌、読めるページが1頁たりとも無い。
表紙には「ミリタリー/ロック/プレッピー」などという単語が並んでいるが、なんのことだか分からない。
ただ、”プレッピー”という言葉には心なしか親近感を覚えるが、なんのことだか分からない。


なんでこんな雑誌を買ったのかと問われれば、それはmusumenavi

「GETON!」久住小春

という一行が記されていたからに他ならない。
久住小春さんが雑誌に掲載されるとあらば、買わずにはいられない。
それがハルヲ(コハルヲタ)としての私の習性だからである。


書店で内容を確認すると、全一頁に亘る久住さんのインタビューが掲載されていました。
私は正直悩みました。
この一頁を獲得する為に490円を払わなければいけないのである。
何度も言うが、私のようなおっさんが読めるページなど1ページ足りともない雑誌(カタカナが読めないので・・・)に490円を払わなければいけないこの葛藤。
そのお金で「女帝」の文庫版を買った方がどれだけ有意義だろうか。
しかし、私にはこの一頁を獲得しなければならない使命がある。


私のようなおっさんが、このような若者向けファッション誌だけを購入するという行為は、店員にとって、非常に奇異な行動と捉えられるだろう。
仕方ないので週間ダイヤモンドと悩んだ挙句一騎当千 第12巻 (GUM COMICS)を一緒に購入することにした。
三国志を学ぶことは経営にも活かされるんやで!)
それだけでは舐められると思ったので、R22も一緒に貰ってやった。
「おい、おっさん!22歳とは大きく出たな」
と、お思いの読者も多いかもしれない。
信じられない話かもしれないが、この話しは事実だ!(c)プロレススーパースター列伝
求職中には代わりないからである!





肝心の内容ですが、
「6歳上のお姉ちゃんの影響もあって、カジュアルなお洋服よりも、少し大人っぽかったり、落ち着いた感じの服の方が好きです。色も落ち着いたのが好きだし、靴も脚がきれいに見えるからヒールのある靴のほうが好き」
というたかだか(誌面で)6行の言質を得る為に買うかどうかは各自で判断していただきたい。
(なぜなら、その他の発言はほぼ既出だからだ!)
写真は冷静に見ると、そこまでかわいい訳じゃないので各自で判断していただきたい。
ここまで行数を使ってたいしたオチもなく、途中で飽きてしまっているこの文章がここのスタイルであるので諦めていただきたい。